見せてやろう、これがバッテリーのフルパワーだ!!

こんにちは。Sol@です。
スマホやノートパソコン、使っていてこんな経験ないですか?
「まだ80%あるから大丈夫と思ったのに、急に電源落ちた!」 「1%で粘ってくれてる……ありがとう、スマホ……」
充電の残りがどれくらいあるかって、 わたしたちの安心感に直結してますよね。
実際私は心配性なので、携帯の充電が少なくなると
「今地震がおきたらどうしよう……!」って思っちゃいます。
でも、ふと思いませんか?
「これって、どうやって計算してるの?」
というわけで今回は、 「携帯やパソコンが“バッテリー残量”をどうやって測っているのか?」 について、一緒にゆるっと考えてみましょう!
1. 「%表示」はただの“目安”?
まず、スマホやPCに表示される「残り〇〇%」って、 実は“電池そのものが出してる情報じゃない”んです。
えっ!?と思った方、大丈夫です。 この%表示、実は端末側が計算して予測してるんです。
つまり、「今どのくらい電気が残ってるか」を、 過去の使い方や電圧の変化から予測してる。
「予測」ってことは、外れることもある?
2. バッテリーの中はどうなってるの?
バッテリーはざっくりいうと「充電池」です。 化学反応で電気をためて、必要なときに放出してくれます。
スマホに多く使われているのは「リチウムイオン電池」。 この電池、すごくエネルギー密度が高いけど、 「今どれだけ残ってるか」を正確に測るのが難しいんです。
なので、スマホやPCは以下の方法で残量を“推定”しています。
リチウムイオン電池以外の電池ってどんなのがあるんだろう??
3. どうやって計算してるの?
方法1:電圧を測る(Voltage Method)
電池の電圧(パワーの強さ)を測ることで、 どれだけ残っているかをおおまかに判断します。
でもこの方法、電圧が急に変化したり、 気温や使っているアプリによって誤差が出やすい。
「電圧」って……なんだろう??
方法2:流れた電流を足し算する(Coulomb Counting)
「何mAh使ったか/充電したか」を記録して、 バッテリーの使用履歴から残りを計算します。
→ わりと正確。でも、長く使うとズレてくる。
「電流」って……あれだよね??
方法3:AIで学習して判断(最近増えてる)
最近のスマホやPCは、ユーザーの使い方を覚えて 「あなたならこの使い方だと、あと何時間持ちますよ」って教えてくれる。
4. なんで急に0%になるの?
「80%から急に10%まで落ちた!」 「1%から5分持った!」
こういう現象、あるあるですよね。
これは、
- 電圧の急変(寒い場所で使用など)
- 新しいアプリで急に消費が増えた
- バッテリーの劣化で予測が狂った
などが主な原因。
つまり、表示されてる“%”は「現在の目安」であって、 「絶対の残量」ではないんです。
温度と電圧の関係って??
5. バッテリーの“寿命”って?
バッテリーにも寿命があります。 フル充電と放電を1サイクルとして、 500回〜1000回くらいが寿命の目安とされています。
だから、毎日100%→0%を繰り返していると、 2〜3年で「残量のズレ」が目立つようになるわけです。
「充電しっぱなし」はバッテリーに悪い?それとも平気?
6. 「%」の精度を保つためにできることは?
- たまに完全放電してキャリブレーション(ズレの調整)
- 極端な温度(高温・低温)での使用を避ける
- なるべく80〜20%の範囲で使うと劣化が遅くなる
ただし、これはあくまで理想論。
スマホは「使いたいときに使う」が一番です。 表示がズレてても、そこまで気にしなくてOK!
7.まとめ
- バッテリーの残り%は“計算された予測値”
- 電圧、使用量、AIの学習で判断されている
- 劣化や環境によってズレることもある
- 表示は目安。だから、たまに裏切る(かわいいね。許さないぞ)
次に「残り20%です」と言われたとき、 ちょっとだけスマホの気持ちを想像してみてください。
もしかしたら、「ごめんね、たぶんこれくらい……」って 頑張って言ってるのかもしれません。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!