花の色は 暖かいのが 多いな わがみよにふる ながめせしまに
sol@
コトトコ
こんにちは。Sol@です。
日常生活でよく見かける「手洗い」と「消毒」
どちらも「菌をやっつける」方法として使われていますよね。
でも──
石鹸とアルコール、どう違うのか説明できますか?
今回は、そんな身近だけど意外と知らない「菌とのつきあい方」を、
石鹸とアルコールの視点からコトトコしてみたいと思います!
私たちの周りには、目に見えない細菌やウイルスがたくさんいます。
中には人に害を及ぼす病原菌もいますが、
ほとんどは無害、あるいはむしろ体に必要な菌だったりもします。
だからこそ、「菌をゼロにする」のではなく、
うまくつきあうことが大切なんです。
そもそも、「菌」って何??
まずは石鹸から!
石鹸の本当の強さは、「洗い流す力」にあります。
石鹸の分子は、2つの顔を持っています。
部分 | 好きなもの |
---|---|
親水基 | 水とくっつきやすい |
疎水基 | 油とくっつきやすい |
この性質を活かして、
つまり、菌自体を破壊するのではなく、
「菌がへばりついている環境」ごと除去しているんです!
どうして石鹸は膜に作用するの??
ではアルコールはどうでしょう?
答えはシンプル。
アルコールは、菌を壊します。
この“ダブルパンチ”で、
細菌やウイルスを「死滅」「不活化」させるのがアルコールの仕事です。
今度はアルコール。どうやって「死滅」「不活化」させるの??
どちらも「菌とつきあう」道具ですが、使い方には違いがあります👇
シーン | 石鹸と水で手洗い | アルコール消毒 |
---|---|---|
手に泥や油がついているとき | ✅ 洗浄力が強い | ❌ 効果が落ちる |
外出先で水が使えないとき | ❌ 難しい | ✅ サッと使える |
ウイルス対策(インフル・コロナなど) | ✅ 有効 | ✅ とても有効 |
ノロウイルス対策 | ✅ 必ず手洗い | ❌ 効果が弱いことも |
つまり:
どちらか一方ではなく、「目的によって使い分ける」のが一番賢い使い方なんです。
今日のコトトコをまとめると──
わたしたちは今、
「菌ゼロ」の世界を目指しているわけではありません。
大事なのは、“菌とのちょうどいい距離感”を見つけること。
そしてそれは、石鹸やアルコールを使いこなす知恵の中にも、きっとあるんです。
ここまで読んでくださって、ありがとうございました!
それではまた、次のコトトコでお会いしましょう🧼🧴🌱✨