ほくろって、何者?──つく理由と消せる理由

こんにちは。Sol@です。
鏡の中の自分にふと目をやったとき、
まぶた、頬、肩……ポツンと浮かぶ黒い点。
それが「ほくろ」です。
「チャームポイント」として愛されることもあれば、
「なんだか気になる」と思われることもある存在。
そんな小さくて個性的なこの点は、一体何者なのでしょう?
そして──消すことは、本当にできるのでしょうか?
今回は、そんな「ほくろって何?」という問いをコトトコしてみました!
1. ほくろって何でできているの?
医学的には、「ほくろ」は“母斑(ぼはん)”という分類に入ります。
正体は──メラニン色素をつくる細胞の“かたまり”。
通常、肌の色を調整している「メラノサイト」という細胞が、
何らかの理由で特定の場所に集まって、
その部分だけが黒く濃くなるんですね。
これが、ほくろの正体。
そばかすとはどう違うんだろう……?
2. なんでできるの?
理由はひとつじゃありません。
- 遺伝的な体質(ほくろができやすい人もいます)
- 紫外線(日焼けが刺激になることも)
- ホルモンの変化(思春期や妊娠期に増えることも)
- 摩擦や刺激(眼鏡の跡や、繰り返し触れる場所など)
こうした要因が重なると、局所的にメラニンが増えてしまうんですね。
3. 消せるの?
結論から言うと──医療の力で、ほくろは“消す”ことが可能です。
✅ 主な方法はこの3つ:
方法名 | 特徴 | 向いているケース |
---|---|---|
レーザー治療 | 光で色素を焼いて除去 | 小さく・浅いほくろに効果的 |
切除手術 | メスで物理的に切り取る | 大きい・深い・悪性疑い |
電気焼灼法 | 電気で焼いて削る | 表面の比較的小さなもの |
→ 適した方法はほくろの大きさ・深さ・部位などで変わります。
なんか手軽なクリームとかないの~??
4. でも、「取ればいい」だけじゃない
医療で除去できると聞くと、「じゃあ気になるから取っちゃおうかな」と思うかもしれません。
でも、ちょっとだけ立ち止まってみましょう。
- そのほくろが、自分らしさの一部になっていないか?
- 感情としての“違和感”と、医学的な“必要性”を混同していないか?
- 「美しさ」って誰の目線だろう?
もちろん「取りたい」と思うことは悪くない。
だけど、消す=無かったことにすることではないって、ちょっとだけ考えてもいいかもしれません。
5. まとめ
- ほくろは、メラニン色素を持つ細胞が集まったもの
- 紫外線やホルモン、刺激などが要因となる
- 医療ではレーザー・切除・電気焼灼などで除去が可能
- 消す/残すは、医療的・美容的・感情的な判断が重なる選択
- それは、「自分自身と向き合う」ことそのものかもしれない
鏡に映るその点が、気になったり、好きになったり、迷ったりするたびに、
私たちは自分の“体”と“気持ち”の距離を少しずつ測っているのかもしれません。
今日の問いが、ほんの少しでもその距離感を優しく照らせたら──
そんなふうに思います。
ここまで読んでくださって、ありがとうございました🌑✨
それではまた、次のコトトコでお会いしましょう!